店仕舞い 〜 日常から、ひとコマ
店仕舞いしちゃったところを、パチリ。
ビールをプシュっと入れるレバーと、
たくさんのグラス。
奥の棚に並ぶ瓶。
壁の、少しだけ残した煉瓦部分。
赤とグレーの壁。
これらが、少しのライトで
いい感じで浮き彫りになっています。
こういう普通の場面も、
私が好きな毎日の一部。
この店の主、
こういう効果を狙って、
こんなライトの落とし方したのでしょうか?
まっさかね〜。
朝焼け。無に還る。 〜 リグーリアから、ひとコマ
まだまだヴァカンツァの写真は尽きませんが、
今日のこの写真を以って一旦お開きに。
サンレモから、朝焼け。
夕暮れ時の光も好きだけど、
朝陽が昇る1時間前くらいからの
空の色のグラデーションの変化がとても好きです。
その変化がゆっくりだからでしょう。
太陽が顔を見せるまで、
とても長く感じます。
でもいざその姿を全て見せると、
驚く速さでグングン空を登っていきますね。
あの、気を持たせてからのスピード感が、面白い。
そして、あの赤。
あの色は、心の奥の奥の奥にある何かを呼び起こす力があるのでしょうか?
特別な気持ちが湧き上がるとか、なんてありません。
ただ太陽と向き合い、静かに見つめる。
自分はどこから来て、どこに行くのかな。
日の出は時々見ると、私には良いようです。
全くの無に還れます。
素敵だイタリア❣️ 〜 リグーリアから、ひとコマ
サンレモ郊外のブッサーナ・ヴェッキアでは、
写真のような鉄細工のライトカバーを見つけました。
ここだけではなく、こういう外灯カバーって、
どこにでも何でもない様子で、さりげなくぶら下がっています。
別にオタクでもマニアでもないのですが、
こういうものを見るのが、ホント、楽しいです。
ホンのね。
小さい部分なんですけど。
「洒落てるなあ」
と唸らせられることが多い。
イタリアって、そんな感じ。
うん、やっぱりイタリアって素敵だ。
(いまさら⁈)
シニョーラ達 〜 リグーリアから、ひとコマ
サント・ステファノでは、おばあちゃんのグループに遭遇しました。
「薬草専門店 Erboristeria」
「ホメオパシー omeopatia」
でもある、薬局 farmaciaの下に、
妙齢のシニョーラ達が涼んでいる光景が
私にはシュールなコミカルさを出していました。
同級生同士なのか、ご近所さんなのか、
奥さま仲間なのか。
ちょっといろいろ想像しましたよ。
ここら辺は今日は最高気温28度ですって。
海辺だといい風も吹くし、気持ちいいでしょうね。
それに対して、内陸の私の住む町は32度。
湿度も今日は高いので(といっても日本よりは低い)、
中々厳しい暑さです💦💦
海に浸かりたーい。
教会で見てしまうもの 〜 リグーリアから、ひとコマ
再びサンレモは、クリスト・サルヴァトーレ教会から。
どの教会でも、ろうそく立ての飾りを見るのが好きです。
ここでも、写真のように綺麗な色石が散りばめられ、
透かしが入っていて、素敵。
窓から入る陽の光が、この入れ物を美しく見せてくれていました。
それにしても、教会って厳かな雰囲気が漂いますが、
ここは水色の壁の効果か、
教会特有の静謐さの中、
どこか軽やかな空気がありました。
しかし、こういう装飾は見ていて飽きないですね。
ドアのノブや、電球カバーなどばかりに
目がいってしまいます。