イタリアから、ひとコマ。

住んでいるイタリアの、何気ない日常から。写真とともに綴ります。

あけましておめでとうございます

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新年 あけましておめでとうございます。

また新しい年がやってきました。

今年もどこにも行かず、

自宅で心静かに年明けを迎えることが出来ました。

この幸運をくれた神様に感謝。

というのも、年越しカウントダウンや、

そのための大晦日にみんなで集まっての食事が

とても苦手なのです。

小学生の頃、一休さんの伝記を読みました。

そこには一休さんが、正月を迎えてメデタイと喜び騒ぐ人々を

「正月を迎えるごとに、あの世へいく日が近づいている。

そのためにも、喜び騒ぎ酒を飲んだり大食いしたりするのではなく、

毎日を大切に過ごすべきなのだ」

と説いたというエピソードがあり、

当時10歳そこそこだった私は非常な衝撃を受けたのでした。

(衝撃は受けましたが、だからといっていつも

神妙に正月を過ごしたこともありませんでしたが。)

それにしても、このエピソードは正月を迎えるたびに

心に蘇るものなのです。

ここ数年、いろんな偶然が重なり、

正月は自宅でゆっくり過ごせています。

この機会を利用し、

古いスケジュール帳を読み直し、

この一年をどう過ごしたか、いろいろ振り返ります。

そして、来る年にはどういうことをしたいか、

どのように過ごしたいかをしみじみ考えます。

それから、新しいスケジュール帳の封を切り、

新しい年に胸に刻んでおきたい言葉を、

帳面の最初に書きます。

その後、古い手帳から書き換えねばならない事項を書き写し、

既に決まっているスケジュールを書き込んでいきます。

ワイワイと皆んなで過ごすのも悪くはないですが、

私には、この辛気臭さが合っているようです。

 

さて、イタリアは2日から普通の日です。三ヶ日は存在しません。

ですので明日から営業再開です。

(こちらは只今元旦午後6時半を回ったところ)

仕事仕事〜。

 

今年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

 

 


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