イタリアから、ひとコマ。

住んでいるイタリアの、何気ない日常から。写真とともに綴ります。

元旦の夜は手作りニョッキで

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昨年やその前の年は、正月には

紅白なます、栗きんとん、伊達巻、錦卵、イクラの醤油漬、ひろうす

などをわざわざ作っていました。

日本にいないと、妙に日本式に拘ってしまうものです。

今年はなんかもう、いろいろ面倒に感じてしまい、

和風はゼロ。

日本を意識していろんな物を作ろうと思うと、

何もないところから始める必要も多いです。

やらなくてもいい作業から始めないといろいろ形に出来ないのは、

気持ちがある程度燃えていないとできません。

平たくいうと、ヤル気がなかったわけですが。

イタリアに住んでいるので、

やはりイタリアのものでちょいちょいちょいっと作ってしまう方が、遙かに楽。

な割に、元旦の夕食には面倒クサイものを用意しました。

ニョッキ。

茹でたてのジャガイモを潰し、卵を混ぜ、

生地の様子を見ながら小麦粉を足していきます。

思ったよりも早く簡単に出来、

数時間極く弱火で仕込んだトマトソースを掛けていただきました。

買うより断然美味しい!
ニョッキはあまり好きではなかったのですが、

夫の叔母さんの手作りニョッキで美味しさに目覚めました。

付け合せには紫キャベツのホットサラダ。

元旦で時間もあったので、のんびり作れました。

晦日までに出来なかった細かいところの掃除をやってみたり、

なんだか、在るべき元旦の暮らしぶりではなかったです。

まあでも、こんな年もあっていいかなと。

年始からいきなり自分に甘いこと言っていますが。

 

今夜は気のおけない友人たちとお喋りの予定です。

2020年は、肩の力が抜けまくったスタートになりましたよ。

 

 

 

 


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