イタリアから、ひとコマ。

住んでいるイタリアの、何気ない日常から。写真とともに綴ります。

プレセーぺの町・アルコ 〜トレンティーノ・アルトアーディジェから、ひとコマ

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日本には松の内があり、

その後も2、3日正月気分でいられるかと思います。

引換え、こちらは12月25日のクリスマスからは聖週間。

1月6日の公現祭を以って、やっとクリスマスの祝いが終了します。

というわけで、クリスマスの小旅行で訪れた場所での写真を。

 

キリスト誕生の様子を表現した模型、プレセーぺ。

トレンティーノ・アルトアーディジェ州の小さな町、アルコ Arco の

小さな礼拝堂に設置されていたものです。

模型の奥には、キリストが生まれたとされる馬小屋に、

マリア、ヨセフ(イタリア語ではジュゼッペ)、そして生まれたばかりのイエス・キリストが置かれています。

因みにプレセーぺをはじめ、クリスマスの飾りは

一般的には12月8日の聖母マリア無原罪の祝日に出すことになっています。

例年早くなってきていますけど。

この時、プレセーぺにはイエス・キリストはまだ置かれません。

25日の午前0時をもって赤ん坊のフィギュアを置くのですね。

 

このアルコでは教会や礼拝堂の他、

町のあちこちにプレセーぺが飾られていました。

その様も、さり気なく、旧い路地にとても合っていて可愛らしかったですよ。

 

行くまでは名前も知らない町でしたが、

規模は大き過ぎず、食べ過ぎの消化を助けるにはちょうどいい所でした。

今度は暖かい時に行ってみたいです。

 

 


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