変化の時 〜 引き篭り生活から、ひとコマ
写真は、ヴェネツィアのサンタ・マリア・デッラ・サルーテ教会。
確か、4、5年前に訪れた時に
鐘楼の上から撮ったものです。
隔離生活が始まってわりとすぐに
リオには小魚が、
運河にはイルカが現われました。
人の行き来がなくなり、
水が驚く程の透明さを取り戻したのですね。
確かに、不自由な生活を強いられてはいますが、
ヴェネツィアの他、
ミラノ市内の公園にウサギが戻ってきたり、
ナポリのプロチダ島の近くには
一緒に遊ぶカジキマグロとイルカが見られています。
一方私達人間は……
いつにない静けさを、毎日感じています。
何気ない日常の騒音って、
結構耳や頭を疲れさせていたんだと思います。
何か大事なことに気づく時。
そして、変えていく時。
そんなふうに思います。