イタリアから、ひとコマ。

住んでいるイタリアの、何気ない日常から。写真とともに綴ります。

海辺でアペリティーヴォ 〜 リグーリアから、ひとコマ

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サント・ステファノ・アル・マーレ Santo Stefano al mare では、

夫婦でアペリティーヴォ(食前酒)をいただきました。

 

イタリアの食前酒として、定番のカクテルがいろいろありますが、

そこによく入っているクロディーノという飲み物の匂いが苦手です。

何だか昔、小児科でもらった風邪の飲み薬に似ていて、

どうしても嫌なのです。

プリッツというカクテルも有名ですが、

私には強過ぎるので却下。

 

というわけで、私はいつもこれ。

プロセッコ。

イタリアの白の発泡ワインです。

暑い日には軽くて飲みやすい💝

 

海辺で飲む一杯って、雰囲気もあるせいか、

とても美味しく感じました。

海の魅力の成す技でしょうか?

 

あーあ。

また行きたいっ。

(今は自宅でしたためています)

 

 

 

 


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八つ墓村 〜 リグーリアから、ひとコマ

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近郊を訪ねるのは楽しいのですが、

やはりリグーリアといえば海。

海辺でもバシャバシャ撮っていました。

 

ちょっと気取った一枚を撮ってやろうと、

読んでる本にサングラスを乗せちゃったりして。

はい。

お洒落感を出そうと狙ってみました。

しかし、よく見ると……。

素潜りして遊んでいた男の子の片足が、

水面から逆立っている〜っ。

 

というわけで、

お洒落ではなく、なんだかマヌケな一枚に。

でも、妙に気に入っちゃいましたよ。

ふふん。

 

 


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ブッサーナ・ヴェッキア、芸術家・職人の町 〜 リグーリアから、ひとコマ

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サンレモから車で10分くらいの丘にある、

旧い町に行きました。

 

ブッサーナ・ヴェッキア Bussana Vecchia

 

 

集落としてはすでにローマ時代からあったようです。

7世紀頃から、町の形での存在が明らかです。

近郊のヴェンティミーリアの貴族や、

その後はジェノヴァ共和国支配下にあったとか。

この辺りの町の多くの例に漏れないようですね。

 

1887年にここ一帯を襲った地震により、

ブッサーナの町は崩れ、住民の命が奪われました。

生き残った人々は、丘から降り、そこに新たなブッサーナの町を造ったのでした。

 

現在のブッサーナ・ヴェッキアは、

1960年代からは、芸術家や職人がここにチラホラと移り始め、

今では国際色豊かな芸術家の町として知られています。

 

去年行ったドルチェアックア Dolceacqua や、

サンレモのピンニャ Pigna もそうですが、

この一帯の古い町には、

狭い丘の敷地内に、上へ上へと積んでいくような

建物の造りが多いように感じました。

 

て、上の3つしか知りませんけど。

 

個人的には、ブッサーナ・ヴェッキアよりも、

ドルチェアックアの方がよく手入れされ、

周りやすい印象を受けました。

 

車がないと行きにくいところばかりですが、

こういうところを観光すると、

やはりイタリアには、まだまだ隠れた名所があるなと

つくづく感じます。

 

 

 

 


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サント・ステファノ・アル・マーレ、素朴な町 〜 リグーリアから、ひとコマ

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朝か夕方のどちらかを

海岸で過ごします。

後の半日は、近郊の散策へ。

 

そういう過ごし方の中、

サント・ステファノ・アル・マーレ Santo Stefano al mare

という町を見てきました。

 

大体この辺りの海岸沿いは、みな似たような雰囲気。

どこか懐かしいような感じ。

サント・ステファノは、中でも

さらに素朴でゆったりしたところでした。

すぐ近くのアルマ・ディ・タッジャ(オリーブの名産地)は、

とてもガヤガヤして賑やか(どっちかというとウルサイ)だったのに。

なんでしょう、この違い。

 

ここでは、短いヴァカンツァ最後の夜ということで、再びパスタ解禁。

魚介のスパゲッティをお腹いっぱい食べてきました。

ここもまた、コックさんの顔が美味しいものしか作らないような顔でしたので、

期待して待っていると、やはり。

オリーブオイルの量も丁度いい、

スパゲッティの茹で具合も完璧、

もちろん魚介の扱いはバッチリ

な一品でした。

 

コックさんの面構えは、重要です(真剣)。

 

 

 

撮りためた写真がたくさんあるので、

リグーリアの写真はまだ当分続きます。

どうぞよろしく〜。

 

 


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クリスト・サルヴァトーレ教会・サンレモ 〜 リグーリアから、ひとコマ

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サンレモから。

クリスト・サルヴァトーレ教会 Chiesa di Cristo Salvatore。

 

ロシア正教会で、外からもひと目でわかるそのスタイル。

サンレモのカジノから目と鼻の先にあります。

 

ロシア建築スタイルには全く知識を持たなくとも、

丸っこいボーチカ(半円の尖塔)がついているので、

外観からすぐにロシアンスタイルだとわかります。


1912年着工、1913年に完成。

第2次大戦で受けた爆撃痕を、

細心の注意を以てサンレモ市公費で修復され、

今ではサンレモ市の記念碑的芸術建築とされています。

中もとっても可愛らしいので、

撮影したものをそのうちポツポツ投稿していきますね。

 

 


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