イタリアから、ひとコマ。

住んでいるイタリアの、何気ない日常から。写真とともに綴ります。

2020-04-01から1ヶ月間の記事一覧

変化の時 〜 引き篭り生活から、ひとコマ

写真は、ヴェネツィアのサンタ・マリア・デッラ・サルーテ教会。 確か、4、5年前に訪れた時に 鐘楼の上から撮ったものです。 隔離生活が始まってわりとすぐに リオには小魚が、 運河にはイルカが現われました。 人の行き来がなくなり、 水が驚く程の透明さを…

読書ノススメ 〜 書棚から、一冊

第一巻「春の雪」が見当たりません。 一体どこにやったのやら。 今、Facebookで「ブックカバーチャレンジ」なるものが出回っています。 好きな本の表紙を投稿するものです。 一日一冊を七日間。 引きこもり生活のこの機会に 読書欲を刺激し、奨励するものの…

ズッキーネのカルボナーラ 〜 食卓から、ひとコマ

ああ、もう。 食べ物の写真投稿がやたらと多い今日この頃。 お昼に、ズッキーネのカルボナーラを作りました。 具を、豚の頰肉からズッキーネに替えるだけ。 粉物を摂るとあっという間に太るので、 普段は殆ど食べません。 しかし、久しぶりのスパゲティは、…

泳ぐ緑と空の蒼 〜 アルバムから、一枚

去年の正にこの日。 こんな蒼と緑を撮っていました。 目に痛いほど染みる濃い蒼。 そして、新緑。 うちのベランダでは、 薔薇がどんどん蕾を育てています。 バジリコもニョキニョキ。 ジャスミンも来月末くらいには花咲きそうです。 いつも走りにいっていた…

バターと塩昆布 〜 食卓から、ひとコマ

今日は夫が会社に行っていて、 一人で食事を摂りました。 私、割と食い意地が張っています。 本当はメンドクサイので、 もう何も食べずにいようと思っていたんだけど、 やっぱり口が寂しくって、何か食べたい。 でも、作るのメンドクサイ。 そうして、思いつ…

サン・ミニアートのファサード (フィレンツェ)〜 アルバムから、一枚

仕事にかまけて、趣味の読書にも身を入れていたら また日が空いてしまいました。 せっかく続けてブログ書いてたのに。 まだまだ続く引き篭り生活。 「イタリアでの何気ない日常」 を書き綴ってみたいブログなのに、 何気ないも何も。 それすら無いかもしれな…

雨の合間に 〜 車窓から、ひとコマ

写真の日付は、2019年11月9日。 確か、ローマからの帰路にて撮った1枚。 正に 車窓から です。 これはポー平原にかかった辺りです。 降り続く大雨の影響で、 乗車予定の列車が遅れに遅れ、 ちょっと疲れていたのを、今思い出しました。 千切れきれずにくっつ…

あまーい朝 〜 食卓から、ひとコマ

食べ物の投稿が続いて恐縮です。 今朝(今日はまだ月曜)の朝食は 当然まだまだあるパスティエラでした。 イタリアでは、朝ご飯は甘いものを食べる方が一般的。 コッテリ甘いパスティエラは、 濃いめに入れたエスプレッソによく合います。 この写真には写って…

復活祭の昼食は 〜 食卓から、ひとコマ

というわけで、 復活祭 パスクア Pasqua の昼食を 無事に迎えることが出来ました。 写真は習慣に則って作ったセコンド、仔羊肉のオーブン焼。 臭みを消すために ローズマリーを添えて焼きます。 付け合せには、ジャガイモも一緒にオーブンで。 土曜日の夜、1…

イースター菓子は 〜 食卓から、ひとコマ

イタリアのイースターでは、 コロンバ colomba という、中身は実質 パネットーネと変わらないのではないかと思える大きな菓子パン。 これと、ナポリのイースター菓子パスティエラ pastiera が有名です。 コロンバは買いますが、 パスティエラは毎年せっせと…

金の輝き 〜 日常から、ひとコマ

リビングから見える、夕陽。 もう、日没は午後8時を過ぎます。 陽の出と日没って、 何でこう、心を捉えてくるんでしょうね。 仕事をしていて、 周りが金に近いオレンジ色なことに気づき、 窓の方を見ると、 本当に神々しいばかりの眩しさが 心に直接入ってく…

久しぶりにダラダラ過ごす 〜 引き篭り生活から、ひとコマ

12日の日曜日はイースター、復活祭です。 イタリア語で パスクア Pasqua といいます。 夫の親戚達と一緒にお祝いしないとはいえ、 夫婦2人だからこそ、 きちんと準備しようということになりました。 その準備を考えたからか、 何となく今夜はダラダラしたく…

ズッキーネのスカペーチェ 〜 食卓から、ひとコマ

私が好きな一品 ズッキーネのスカペーチェ。 単数形が ズッキーナ zucchina なので、複数形は ズッキーネ zucchine イタリアでも、たまに ズッキーニかズッキーネか と問いがありますが、 取り敢えず今日は ズッキーネ で。 薄くスライスし (厚さ最高5mmまで…

モッコウバラに思うこと 〜 ベランダから、ひとコマ

いよいよモッコウバラが咲き始めました。 日本の実家で咲き誇る様子を 毎年、何故か父が写真を送ってくれていて そこから、この花に憧れるようになりました。 2年前、ミラノはサンタンブロージョ Sant'Ambrogio の花市で 白い方のモッコウバラを見つけました…

爆弾ドルチェ 〜 日常から、ひとコマ

日本では「プロフィットロール」と呼ばれるそうですね。 本番イタリアでは プロフィッ テ ロール です。 ネットで見ると、 妙に綺麗に可愛く盛り付けられたものが多いですが、 実際に外食での食後のドルチェとして出てくる場合、 余程のことがない限り、 あ…

長生きしてね 〜 日常から、ひとコマ

去年の誕生日に、 夫が蘭の鉢植をプレゼントしてくれました。 本格的なプレゼントは、 クリスマスにまとめて貰っています。 結構日が近いので。 おつきあいしている時は、 欲張ってどちらの日にもプレゼントが欲しかったのですが。 今は何だか大して物欲もな…

水玉生活 〜 書棚から、ひとコマ

私が愛して止まない漫画家サラ・イネス(現ペンネーム)。 「大阪豆ゴハン」をまず知り、 他の作品にも手を出して、楽しんでいます。 その中でも、ワチャっといろんなことを詰め込んだのがこちら。 「水玉生活」。 彼女のデビュー作、単行本未収録漫画、お蔵入…

来年までお預けの再会 〜 日常から、ひとコマ

昔から、着眼点が面白いところにあり、 物事の捉え方も、こちらが唸るようなことが多かった。 そんな幼なじみとの交流が、 正月明けからSNSを通じて復活しました。 作文がすごく上手くて、 当時から読んでいて楽しかったなあ。 そういえば、2人で物語を合作…

膨らむ蕾、我慢の子 〜 引き篭り生活から、ひとコマ

町がシンとしている間にも、季節は巡ります。 モッコウバラの蕾も今は色づき、 可愛らしくなってきました。 全てが芽吹く、いい季節。 (花粉症の人には大変なんでしょうけど……) 家の周り、本当に家の周りだけ、散歩出来ることになりました。 家の周りだけで…

トルタ・ルスティカ 〜 食卓から、ひとコマ

男の人にお願い事をする時は、 キッチリ表現しないといけないというのは、 万国共通なのでしょうか? 買出しに行ってくれる夫に、 「小麦粉を買ってきてね」 とお願いしました。 なんで表示をちゃんと見ないのか。 それとも、粉といえば一種類しか無いと思っ…