イースター菓子は 〜 食卓から、ひとコマ
イタリアのイースターでは、
コロンバ colomba
という、中身は実質
パネットーネと変わらないのではないかと思える大きな菓子パン。
これと、ナポリのイースター菓子パスティエラ pastiera が有名です。
コロンバは買いますが、
パスティエラは毎年せっせと作ります。
そのレシピ、知りたいですか?
気絶しそうな内容ですよ。
フィリング
麦の煮たもの 400g
全卵 5つ
黄身 2つ
砂糖 600g
リコッタチーズ 700g
バニラエッセンス
オレンジの花の水(こちらではお菓子によく入っている香り付けのためのものです)
バター 30g
タルト生地
小麦粉 500g
砂糖 300g
卵 3つ
バター 200g
です。
レシピによっては、砂糖や卵の量が変わることもありますが
絶対変わらないのがリコッタチーズの量。
700gて。
大抵のイタリア菓子は、
砂糖の量を表す数字がややおかしなことになっていますが、
パスティエラの場合は突き抜けています。
余りのことに、何度か自分で調整しましたが、
結局レシピ通りの量がやはり一番美味しい!
こんなものを、
長い時間をかけて昼食を摂った締め括りに
ペロリといただくわけです。
ところでこれ、4つもまさか夫婦2人で食べるわけではありません。
夫の同僚さん達の手に渡ります。
ふう。
作り終えると、
イースターの準備を80%やった気になれます。
後は、プリモ、セコンド、サラダ、付け合せ
を明日当日(今はまだ土曜日)作れば終わり。
チョロいものです。
では、寝る準備をします。
……ああ、早く食べたい!