ペルージャの大聖堂 〜ウンブリアから、ひとコマ
写真は、サン・ロレンツォ大聖堂 Cattedrale di San Lorenzo @ペルージャ。
それはそれは壮麗で素晴らしい内部でした。
向かって左の一番奥の柱に目を奪われました。
大理石なんだけど、今まで見たことない模様。
どこから採ってきたのかな〜。
教会の豪奢さは、その土地の領主・僭主、またはその教区の大司教の力がよく見えて面白いですね。
私がペルージャを訪れた日は、
前日の暑さが信じられないくらいの気温と強い風で、大変でした。
夫婦でチェントロのお店に入り、
急遽、夫はジャンパーを、私は何とウールのケープを買わなければいけませんでした。
お店には同じような買い物をする観光客がいっぱいで、
「そうだよなあ、この寒さはやってらんないよなあ」
と頷けました。
長袖だったとはいえ、麻のシャツでは寒過ぎましたね。
何だったのだ、あの天候は。
それでも、私達2人だけなら一日中街を散策していたと思いますが、
何しろ高齢者を伴っていたので、体調に影響を与えては、と考え、
半日ほどいただけで、宿に戻りました。
まあ、また行くとしましょう。
ウンブリアは、どの街も雰囲気が本当に素敵で、
遺された芸術も素晴らしく、
訪問したいところがたくさんある州ですよ。
食べ物もワインも美味しいですし🌟
アグリトゥリズムで 〜ウンブリアから、ひとコマ
こちらは、トーディの郊外にある
アグリトゥリズムのリストランテでの一品。
これ、アンティパストの盛り合わせ。
これが前菜って、ナニッ?
となりますが、
アグリトゥリズムではよくあること。
これは3人くらいで分けていましたね…。
(私は手出しせず)
左上から時計回りに、
モッツァレッラ、リコッタ、メロン生ハム添え、コッパ、モルタデッラ、パンチェッタ(以上サラミ系)、チーズ3種、ブルスケッタ3種(フルーツ添え、レバーペースト、野菜も炒め煮)、
です。
ここは野菜、チーズ、サラミ類に、ステーキに使用のお肉も、
全て自分達の農場で栽培、精品、精肉していました。
リストランテとは別に、販売所もありました。
イタリアにはまだまだこういうところが多いです。
近年のアグリトゥリズム・ブームで、
食事の量は普通〜やや多いくらいで
小洒落た雰囲気で提供してくれるところが増えていますが、
この写真の場所は、それはもうっ!
な量でした。
ま、写真で伝わると思いますが…笑。
量はともかく、
何もかも手作りの品をいただけるとは、
いやはや、贅沢なことですね。
味は、説明する必要もありますまい。
このアグリトゥリズムで撮った写真はまだあるので、
もう少し続けます。
黒トリュフのストランゴッツィ 〜ウンブリアから、ひとコマ
ウンブリアでは、トーディで宿をとりました。
そこでの最初の食事が、写真のパスタ。
この地方のもので
ストランゴッツィ strangozzi
というそうです。
さらにウンブリア名産の黒トリュフをふんだんにかけたものを選びました。
やはり、その土地の名物を食べるのが良いですねえ。
こんなにトリュフがかかったパスタは、
ミラノではいくらすることやら……。
おっと。
少ししみったれた感じになりました。失礼。
ウンブリアのワインと共に、美味しくいただきましたよ。