インゲ・モラスの写真展 〜 ミラノから、ひとコマ
ロックダウンになる少し前に、
オーストリア出身の写真家インゲ・モラスの写真展に行ってきました。
(写真は私が撮りました。館内撮影OKです)
実は9月に既に展覧会を訪れていたのですが、
まだ夏時間の夕暮れ時ということもあり、
かなりの鑑賞客がいて、あまりゆっくり味わえず終い。
なので、10月の終わりにもう一度じっくり堪能してきました。
有名な写真家集団「マグナム」の一員でもあったモラスの個展は、
これが(於・ミラノ・ディオチェサーノ美術館)初めてだったそう。
彼女が切り取る場面場面が、
自分の手の届くすぐそこにあるように、
生の空気が伝わってくる印象を受けました。
同個展には、彼女を追ったドキュメンタリー映画も上映されていて、
とても活動的で写真に対する熱い熱い情熱が、
画面を通して心にギュッと届きました。
素晴らしい、なんともいえない写真展でした。
は〜〜。しかし。
密を避けた方がよいのはわかっています。
わかっているのですが。
美術関連の催しに行けないのは、結構つらいですね。
まあ、しょうがないですかね。
なので、こうして記憶を掘り出して
その時の歓びを反芻すると致しましょう。